| 戻る | 検索 | 管理 |

柴田校長先生より

・ 母校の柴田校長先生に、学園の近況報告を中心にお話いただければ、と思います。
・ 随時更新、行事等、折に触れて更新していきます。
卒業生の皆様へ <茗溪学園の課題>
2012/12/01

 卒業生の皆さん、お元気ですか。それぞれ仕事に勉学に励んでおられることと思います。年1回のお便りですが、今回は学校の課題とそれに関わるお願いをしたいと思います。

1.経済的な問題
 茗溪の教育は、今も皆さんが在学していた時と変わることなく行われています。もちろん時代の流れに応じた改革は行われています。この茗溪の教育をどうやって世の中(茗溪教育の中身を知らない一般の人たち)に知らしめるか、これが課題だと感じています。
「公立高校の無償化」という政策と、経済の低迷というここ数年の社会情勢による影響は、私立学校には大きな打撃となっています。合わせて私学が特徴として行ってきた教育実践を、公立学校でも行うようになって、後追いの公立校が授業料がかからないという政策を後ろ盾に、私学に流れていた生徒を取り戻し始めました。首都圏の私学では、その傾向が顕著に表れ、この春の入学者を減らした学校が続出しております。この状況は、茗溪においても例外ではなく、生徒数確保という点においては、これは私学の経営的問題ではありますが、厳しい現実として突きつけられています。
 景気低迷の社会状況にあって経済的問題は、受験生の保護者にとっては非常に大きな問題です。私学に入れたい、茗溪に入れたいと思っても、学費の面から考えると家計における負担感は以前より大きくなっています。そのような社会情勢から、茗溪学園もこの9月の理事会で、入学時の納付金の一部を減額する決定をしました。茗溪を希望する人にとって少しでも朗報であってほしいと思います。
 経済的負担を若干軽減できたとしてもなお私学と公立には、大きな隔たりがあります。この経済的負担感を上回る教育内容の魅力が、私学には求められます。オープンキャンパスや説明会などの広報活動にも力を入れているところですが、茗溪教育の良さをより深く知っていただくには、卒業生による口コミが最も効果的な情報伝達メディアといえます。卒業生の皆さん、多くの人に茗溪の良さを伝えてください。

2.中長期計画における課題
 創立34年目の茗溪学園、計画的にメインテナンスを行ってきているので、建物の外観、内装ともに比較的きれいに保たれていると思っています。校舎の建て替えの目安は50年と言われていますが、耐震補強のために建物の強度を測ってもらった時、建物の状態は大変良い、長持ちするでしょうという評価をいただいています。現在、建替えに向けての準備は進められていますが、その資金計画は、どこの私学も同様のようで、茗溪においても大きな課題となっています。また、30周年事業では、茗溪教育の充実のため多目的ホール建設を事業計画にあげました。このホール建設と校舎建て替え計画は、まだまだ具体化には時間がかかりそうですが、卒業生の力を結集して、母校のそして後輩たちのさらなる発展のために、物心両面から支えてくれる存在になって欲しいと思います。その時が来たならば、皆さん是非とも絶大なる協力をお願いします。


 来年3月、32回生が卒業すると卒業生総数は7千名を超えます。第1回生は50歳を迎えるころだそうですね。筑波大学では、ホームカミングデ−と称して卒業生が母校に集まる会が行われていると聞きます。茗溪もそのような母校に集う会を計画していったらいいのではないかと思います。1回生からそのような企画案も寄せられています。実は私も楽しみにしています。母校を訪ねてくれる卒業生が多い学校、それこそが学校の実力を測る物差しだと思っています。是非、訪ねてきてください。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

(「桐創だより」より。)

- Topics Board CGI配布元:Kent Web -
Edit by tosokai.jp